ただの下げではなく「構造的な悪材料の重なり」
インフレ再燃(=金融政策の逆風)
- 原油高や物価上昇でインフレが再び強まる懸念
- 実際にCPI・PPIもFRB目標(2%)を上回る水準で推移
結果として
→ 「利下げどころか据え置き or 利上げもあり得る」
中東情勢(イラン戦争)による供給ショック
- 原油価格が急騰(100ドル超)
- ホルムズ海峡の混乱で供給不安
実際のところは
- 原油価格は戦争で30%以上上昇
- 一時ブレント原油は110ドル台に到達
結果として
→ エネルギーコスト上昇 → インフレ加速
金利上昇(株にとって最も直接的な打撃)
- 米10年債利回り:4.3〜4.4%台へ上昇
これは重要
→ 金利↑ = 株の割引率↑ = 株価↓
特にハイテク株は大きく下落
(実際にNASDAQは2%前後下落)
実際の市場の動き
株価
- S&P500:-1.5%前後
- NASDAQ:-2%前後
- ダウ:数百ドル下落
→ 4週連続下落
債券
- 利回り上昇(=価格下落)
→ 株と債券が同時に売られる「悪い相場」
原油
- 100ドル超で高止まり
→ インフレ圧力の源
なぜ「インフレ+戦争」は最悪の組み合わせか
これは金融市場で最も嫌われる状態の一つ:
▶ スタグフレーション懸念
- 景気:戦争で悪化
- 物価:原油高で上昇
👉 つまり
「景気悪いのに物価高い」
実際に:
- 経済活動は11ヶ月ぶり低水準
- 雇用も減少傾向
投資家心理の変化
以前は「2026年は利下げで株上がる」
今は「利下げ無理かも…むしろ長期高金利」
実際:
- 利下げ期待は大幅に後退
- FRBは慎重姿勢(据え置き)
まとめ
- 今回の下落は「インフレ × 戦争 × 金利上昇」の複合要因
- 特に原油価格が全ての起点
- 市場は「利下げ前提」から「長期高金利」にシフト
- 今後は中東情勢が最大のカギ

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